すみっこフットボーラー

もがく男の最後の挑戦記録

今更聞けない海外サッカー挑戦のビザのお話

こんにちは!

 

初めて海外に挑戦する時にまず知識を持っておくと良いのがビザについてです。

全てのビザで滞在経験があるので経験をもとにお話していこうと思います。

より簡潔に、よりわかりやすくまとめてみました。

ビザの種類

就労ビザ

現地で仕事を目的として滞在、企業やクラブを通して発行さるビザ

基本的にこのビザがクラブによって手配される場合はプロ契約です。

クラブから受け取る報酬の総支給(サラリー、家賃など)がその国によって定められている月給の最低賃金を上回っていることを証明する必要があります。

もちろん日本代表の選手やJリーガーはもちろん、

大卒や高卒で東南アジア、マルタ、リトアニアラトビアモンテネグロなどの国でプレーしている選手は就労ビザが発行されていることがほとんどです。

 

②語学ビザ(学生ビザ)

現地の学校に通い勉学を目的とする渡航のためのビザ

一部国ではの就業も可能です(就労時間の制限あり)

就労ビザの取得が極めて難しいイギリス、スペイン、ドイツに渡る選手の多くがこのビザを利用して現地でサッカーリーグに挑戦しています。

また更新が可能な場合もあり、語学を習得し同じ国に複数年滞在できるメリットもあります。

 

③ワーキングホリデービザ

現地での就学、就労いずれも可能なビザ

18歳〜30歳の間にワーホリ協定国に渡航が可能です。

(イギリス、オーストラリア、スペイン、ドイツなど全26カ国)

また②語学ビザからワーキングホリデーを申請して再び滞在できる国もあります。

*イギリス、アイルランドは抽選

 

④ビザなし

ヨーロッパや多くの国ではビザなしで基本的には90日以内の滞在が許可されています。

基本的にビザなしでの渡航サラリーを受け取ることはNGです。

しかしグレーな方法ではありますが、現金手渡しで給料を受け取ることもあります。

短期のトライアルのための渡航ビザランで滞在をするケースがほとんどです。

 

ヨーロッパではシェンゲン協定国ではビザなしの滞在は最大90日ですが、シェンゲン協定国外に90日滞在しもう一度90日滞在することが可能。

つまり1年のうち180日滞在することが可能でこれを繰り返してヨーロッパに滞在し続けること。

クロアチアなど東ヨーロッパの国でプレーする選手がよくやる方法です。

 

いかがでしたか?

ビザの手続きや滞在可能日数に関してはそれぞれの国によって異なるので、代理人や自分で詳しくリサーチすることをお勧めします。

何もわからず、ただ代理人に言われるがままに渡航するのは非常に危険です。

少しでもこの記事が読者の皆さんのお役に立ち、嫌な思いをする選手が一人でも減ることを祈っています。