すみっこフットボーラー

もがく男の最後の挑戦記録

人は謙遜で痩せる

こんにちは。今日は僕の持論を展開していこうと思います。

 

謙遜すると痩せるってほんとかよ

今回のタイトルにもある「謙遜」

多くの人が褒められて謙遜した経験があるはず。

 

A ○○って頭いいよね

B そんなことないよ〜

 

A 君は本当によくやっているな

B とんでもないです、もっと頑張ります

 

なんかこういうのが多いイメージ。

こういう場合の褒められる側は内心そうは思ってないことに褒めた側も気がついているはず。

いつからか我々は反射的な謙遜を身につけている。

 

ただこのやり取りだけだとつまらないし、本当のコミュニケーションということができるのだろうか?

だからどんどん痩せていってしまう、心が。

 

SUPER BEAVERの「アイラヴユー」

この言葉が僕に突き刺さり、意識し始めるようになったのは

僕が愛してやまないバンドの曲を聞いてから。

巷を騒がせているSUPER BEAVERというバンドだ。

 

メッセージ性の強い彼らの曲は常に僕のモチベーションを上げ、大袈裟に言えば人生の基盤のようなものになりつつある。

 

「謙遜してばかりじゃ心が痩せちゃうぜ」

 

今回のテーマに加えて

このアイラヴユーという曲では、

 

「アイラヴユーを伝えたい 愛してる 愛してる」

 

というフレーズがある。

 

僕たちの会話の中にありふれているカタカナ言葉だけど、言葉だけが一人歩きして本質を忘れてしまってはいないかい?

そういったことを感じた。

 

どの曲にも必ずそんなメッセージが込められている。

聴けば虜になります。

 

僕を変えてくれた「脱・謙遜」

サッカー選手としての僕はやせ細っていた。

 

いまいち自分のいいところに自信が持てずにこれまでプレーを続けてきた。

確かに自信を持っているプレーはあった、でもそれを全面に出してプレーできていたかと言われればそうではない。

もっとドリブルに自信持てよ!

そう言われても謙遜を続けていた、内心はそうではないのに。

 

自信を持つことでその自信が誰かによってへし折られてしまうのが怖かったのだと思う。

そんな自分を変えた行動が誉められたことに対して自分を肯定したことだった。

 

ある日の練習、ゲーム形式の休憩中にチームで作戦会議中にある一人が

 

お前本当にクイックに動くなあ

 

いつもならばサンキューで済ませていた会話だが

 

うん、俺クイックなんだよ

 

いつもと違う返答をしてみた。

 

多分初めてくらいに自分の能力を人前で肯定した瞬間だったと思う。

それですぐ自分が変わったわけではなく、そう言ってしまったことでもうどこまでもそれを追い求めたくなるマインドに変わっていった。

 

それから試行錯誤を重ね、俊敏性を活かしたプレーとはと考えるようになり試合や練習では自分の成長を実感する機会が増えた。

脱・謙遜によって生まれた自分の新しい結果であった。

 

大切なのはシチュエーションとタイミング

自分の発する言葉で成長を阻害してしまうほど勿体無いことはない。

ただ日本の社会で生きていく以上、謙遜し低姿勢で行くことは避けることはできない場面もあるだろう。

何でもかんでも自分を褒め称え人の不快感を与えてしまうのはかえって逆効果にもなり得る。

 

謙遜をすることで心が痩せていくというよりは、謙遜”ばかり”しないことで自分のなかで

つっかえていたものが解消されより豊かな心を持って生きていくことができるかもしれない。