失敗と言わせないサッカー海外挑戦
こんにちは
この頃、高校卒業後や大学卒業後に海外に挑戦する選手がとても多くなっていますが、
よくこんな話を耳にします。
「チームと契約できなくて、日本に帰ることになった」
「聞いていた話と違くて、蓋を開けてみたら練習参加するチームがなかった」
せっかく覚悟を決めて、安くない金額を代理人に支払ってこの仕打ちはきついですよね・・・
実力社会なのでもちろん仕方ない部分もありますが・・・
僕もそういった経験をしたうちの一人です。
そこで今回、タイトルにもある通り「この挑戦が失敗だった」と思わないために
僕の経験を交えてお話しできればと思います。
今すぐプロ契約!それしか考えていません!という方はこの先見るだけ時間の無駄だと思います。
そもそも海外挑戦するための手段とは?
ここでは大きく3つに分けて
①大手留学会社
②個人代理人会社
③自分で全て手配する
①大手留学会社
渡航する国にもよりますが費用は多めにかかるイメージです。
その分渡航前のビザ申請サポート、現地でのサポート、語学学校の手配、ホームステイ先や住居の確保
はほぼ確実に行ってくれます。
大手なりのコネクションの多さや幅の広さにより練習参加先がなくなったという話はほとんど聞いたことがありません。
初めて海外に行く人が依頼するには良いでしょう。
②個人代理人会社
こちらに関しては、本当に人によります。
過去に知り合いに紹介してもらった個人代理人を通して渡航した時の話ですが
住居はその代理人のアパートの一室
数日後に彼ら夫婦が引っ越し(しっかり引っ越しを手伝わされました)
さらに数日後、アパートの契約が切れるから語学学校の寮に移動してほしいと伝えられ
それ自体は納得のいくことでしたが、語学学校に支払いがされておらず寮を追い出されそうになりました。
サッカーでもその国は選手登録をしていないと練習試合にも出れず、クリスマス休暇明けだったので練習もボール回しと走りだけ、クラブから獲得の意はありましたが
その代理人とは縁を切りたくてお断りしました。
こちらに関しては慎重な判断や周りの意見を十分に聞く必要があります。
*もちろん良い方の話も聞きます。
③自分で全て手配する
僕が今回選んだ手段です。
もちろんこの方法でプロ契約を結ぶというのは無理です。
そもそもプロ契約する際にはクラブとの間に必ず代理人がつかなければならないものだからです。
この方法の最大のメリット
全て自分でコントロールできる
というところです。
もしかするとデメリットにもなり得るかもしれません。
しかし、少なくとも誰かの仕事の不手際によって不快な思いや辛い思いをしなくて済みます。
ただ難点もあり
ビザ申請、チーム探し、住居探しの全てを自分で行う手間と労力
この渡航によってサッカー選手として給料をいただくのもかなり難しい
ただ、ワーキングホリデーを申請し渡航すれば現地での就労も可能なため
生活していくことは可能です。
・現状サッカー選手として大きなお金を稼ぐことができていない
・代理人関係でいい思いをしてこなかった
・自分を1から見直したい
そんなくすぶっている選手にはおすすめの方法です。
言ってしまえばこの渡航は見知らぬ地に出向き、自分自身を売り込む飛び込み営業です。
リサーチし、プランを立てて行動する
と言ったように生きていく上で大切な要素を自分の生活をかけて経験する、
活躍した先には必ず新しい出会いと新しい舞台は用意されるものです。
そこから代理人をつけるという選択もあります。
サッカー人生を終えてからの方が長いセカンドキャリア、「サッカー選手」としての価値を高めるのはもちろん、「社会に生きる一人の人間」としての価値をサッカーを通して高める。
これも一つの海外サッカー挑戦の形であり、新しいスタンダートとして浸透していってほしいと思います。
*代理人に関する記述は全て僕が経験したもので全ての会社が文章のようなものではありません。
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最後まで読んでいただきありがとうございます!
本ブログでは海外サッカー挑戦する選手の情報収集の場として使ってもらえるような
記事も書いていきます!